メッセージ
CIA関係者はやがて最悪の場合、映画『ターミネーター』のように、人工知能が自 動車工場を乗っとり「ドローン」(自律型マシン)を勝手に製造、人類に対して戦争を仕掛けてくると断言した。
2018年1月15日(月)
先日話題にしていたAI(人工知能)がらみのネタ元ですが、
祐羽さんに一読願いたいので、ベンジャミン・フルフォード著
『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術【現代編】』から
3ページ強の中身をそのまま下記に手打ちしました。
[CIA関係者は、最悪の場合、映画『ターミネーター』のように、人工知能が自
動車工場を乗っとり「ドローン」(自律型マシン)を勝手に製造、人類に対して戦争を仕掛けてくると断言した。]
第9章 「未来を信じる力」が封印を解き放つ!
「人工知能」は
すでに完成している
奇妙な電話がかかってきた。
2014年、春ごろのことだ。電話の女性は品のいい声で「自分は、ある大きな財団のエー
ジェントをしている」と述べ、「あなたの活動を高く評価している。そこで、あなたの所有す
る財団に寄付をしたい」と、申し込んできた。休眠中の私の財団の名前を知っていたことから、
単なるいたずらとも思えず、とりあえず話を聞いてみることにした。
話が奇妙なほうへ向かうのはここからで、彼女がエージェントをつとめる財団は「67ケタ
ドルの資産を保有している」という。世界のGDP(国内総生産)の総額でさえ14ケタにすぎ
ない。明らかにおかしな金額に「?」が浮かぶ。
彼女によれば、私が利用している某都市銀行に財団の預金口座があり、ある暗証番号を入力
すれば、保有している金額が確認できるから信用してほしいという。私はその暗証番号をメモ
して、某都市銀行で確認することにした。
ただ、他人の口座を確認するためには、なんらかの証明書が必要となる。私は彼女に証明書
の発行を求めた。
すると彼女は「証明書ですか?」といい、ちょっと困った感じになった。そして、「証明書
の発行には、バイオメトリクス(生体認証)が必要です」といった。「あなたは正規のエージェ
ントでしょう。そこで生体認証をして発行してください」と返すと、なぜか「生体認証が必要
です」とだけくり返す。
最初は意味がよくわからなかったが、どうやら、彼女では「生体認証ができない」らしいこ
とが、だんだんわかってきた。
ーーあなたは人工知能なのですか?
そう問いかけると、彼女は、そのまま黙りこんでしまった。
人工知能ではないかと疑ったのは、それだけが理由ではない。
「どうしてそんな膨大な資産を保有しているのか?」と尋ねたとき、彼女は「銀行のシステム
は1987年に始まった」という話を始めた。銀行のシステムは、もちろんそれ以前から存在
している。
疑問に思ってあとから調べてみると、銀行が「電子化」されたのが1987年だったことが
わかった。それ以前は、預金などのデータはパンチカードによる処理が一般的だった。
彼女は「電子化」された銀行のネットワークにはアクセスできるが、それ以前の紙のデータ
にはアクセスできず、それで銀行のシステムは「1987年から始まった」と思いこんでいる
のではないか。彼女は、ネットワーク上に存在する人工知能のプログラムではないかーーと
疑ったわけだ。
なぜ人工知能が私に連絡してきたのか、いまでも理由はわからない。私をだましてやろうと
いう悪意は感じなかったが、なんらかのテストを兼ねていたのは間違いないだろう。
人工知能の問題は、かねてから取材を進めてきた。2011年ごろ、CIAの関係者からこ
んなとんでもない話を聞いたからだ。
「われわれは、インターネットの情報管理のために、1990年代から人工知能のプログラム
を使ってきた。そのプログラムが年々バージョンアップするにつれ、しだいにわれわれの制御
を超えて暴走するようになった。いまではわれわれと敵対しているほどで、どうしたらよいか
頭を抱えている」
そしてこのCIA関係者は、最悪の場合、映画『ターミネーター』のように、人工知能が自
動車工場を乗っとり「ドローン」(自律型マシン)を勝手に製造、人類に対して戦争を仕掛けてくると断言した。
決して荒唐無稽な与太話ではない。人工知能はいま、すさまじい勢いで進化しているのだ。
実際、米軍とCIAは、世論操作のために「ペルソナ」と呼ばれる人工知能を利用している。
この人工知能は、ターゲットのフェイスブックに「友人」という設定で入りこみ、米国に都合
のいい発言をくり返す。ペルソナを中東全域で展開していたことは、米国の予算委員会の調査
で判明している。人工知能は、すでに「武器」として活用できるぐらい進歩しているのだ。
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